ブラッシュアップ読書タイム 「錯覚の科学」から

「錯覚の科学」菊池聡著を読んで、興味深く感じたところをシェアします。

 

 

 

 

 

 

まえがきにこのような文章があります。

人生は錯覚でできているとまで表現すると言い過ぎだろうか。

言い方は県人たちが人生を振り返ってつぶやきそうなセリフだが、そのような文学的な魂はさて置いて、私たちの日常生活は、文字通りの錯覚なしには成り立たないと言うのはまた事実なのである。

 

 

 

日常生活が錯覚なしには成り立たない?!

それは本当?!というのが、まず私が感じたことです。

 

 

 

そして、以下の文章にたどり着いたとき、なるほど!まさに!ととても面白く感じました。

 

 

 

また、私たちが世界を奥行きのある3次元だと認識することも、通常は錯覚とは言わないものの、人の目がカメラだとしたら説明がつかない現象だ(奥行き近く)。

確かに現実の世界は3次元なのだが、網膜つまり、私たちが網膜像を客観的な意味で正しく近くしているとすれば、世界は2次元の平面として捉えられるはずだ。

脳は網膜像や知識を材料として、3次元の世界を再構成しているのである。

(錯覚の科学より)

 

 

 

まさに目の網膜は平面です。

でも、私たちは世界を立体でとらえています。

そして、それをまた、平面の絵に表現したりします。

本を読めば読むほど、知れば知るほど、世界はおもしろい場所です。

 

 

 

自分の子どもたちに本を読むことのおもしろさを伝えることができたのは、子どもたちに1つの大きな財産を与えることができたといっても過言ではないと思っています。

読書、おすすめです。

 

 

 

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村上画子

★ウイリアムグラッサー国際協会国際会員 ★日本選択理論心理学会正会員 ★認定NPO法人日本リアリティセラピー協会会員  ★一般社団法人日本心理療法協会認定3色パステルアートインストラクター  ★イオンカルチャー子ども探求絵画教室 ★イオンカルチャー幸せ3色パステルアートセラピー ★ペアーレ埼玉子ども知育お絵描き教室 ★ペアーレ埼玉小・中学生の探求絵画造形教室 ★ワクワクハッピーママ・パパサポートセンター主宰 【芸術活動と、ワクワクハッピーママ・パパサポートのカウンセリング、コーチングを通して、「誰もがワクワクハッピー&爽やかな世界」をめざして活動しています。】 詳しいプロフィールはこちらからどうぞ♡