絵のテーマは「グローバル」! 未来を生き抜く力を育てる絵画教室 東久留米イオンカルチャー 入間イオンカルチャー 絵画教室
私が絵画教室を始めた17年前は、とくに幼稚園生や小学校低学年生では、クレパスや水彩絵の具を使わせると嬉々として画用紙に描いていったものです。
それは子どもたちにとって楽しい遊びだったのでしょう。
誰からも評価なんかされることのない。
それが、今、子どもたちの手は動かなくなっています。
子どもたちにとって、描くことは大人の評価につながることになってしまったからと私は推察しています。
そして、それは子どもから伸びる力を奪ってしまうとも、、、。
そのようなときは、子どもたちの生まれたときから持っている興味、探究心を掘り起こし、ヤル気を育てることにフォーカスします。
なので、描くテーマは一人ひとりに合わせます。
なぜなら、選択理論でいうところの上質世界(自分が大切だと思っているモノやコト)が違うからです。
自分が興味、関心のないことを学ぶことほど、勉強の意欲をなくすものはありません。
逆に、自分の興味、関心のあることを学ぶことほど楽しいことはなく、それこそが自発性を発揮するポイントです。
一人ひとりの興味、関心を見抜いて、私は一人ひとりのテーマを話しあいながら決めます。
ですから、絵のテーマは基本的に自由です。
その上で、より伸びるための指定テーマを与えます。
その指定テーマに、今の時代の大きな流れ、「グローバル」を取り入れています。
グローバル化は、島国である日本の1番の弱点ともいえるからです。
IT革命によって、もはや誤解を恐れずにいえば、「地球国」になったといえるのではないでしょうか。
これからの子どもたちが大人になったときに生きる世界では、地球的視野こそ生き抜く力となることでしょう。
そのための基礎の種まきです。
それはやみくもに思いつきで考えたのではありません。
まだ円が360円くらいだった私が小学生の頃、私の家のリビングのピアノの上には飾り棚が置かれ、そのなかには見たことがない様々な世界の人形などのおみやげが飾られていました。
その当時はまだ珍しい海外旅行の父のおみやげでした。
今、考えるに、父はこだわりの強い人間で、ミーハー的におみやげを飾っていたとは思えません。
きっと、私たち子どもに見せてくれていた、と思うのです。
なぜなら、私が大人になって、スペイン旅行をしたときおみやげのブローチを見て、父はここに来たのだ!と感動しスペインが身近で嬉しい感覚になったからです。
同じところに行くとは父もそこまでは考えていなかったでしょう。
世界にはこんなものがあるんだよ、というメッセージだったのでしょう。
でも、私は父が行って買ったであろうおみやげ屋さんのブレスレットを見て確信したのです。
そして、私の世界のとらえかたが身近になりました。
それは小さなことではありますが、大事な世界の平和にもつながっています。
そのような環境に感謝です。
だから、私の絵画教室の子どもたちにそれを伝えていきたいし、それは子どもたちの未来を生き抜く力にもなると信じています。
モチーフとして用意したのはこちらです。
スペインの世界遺産のグエル公園 にあるガウディ のモザイクとかげ オオサンショウウオです。
私がコロナ禍直前に行ったスペインの世界遺産のグエル公園にあるガウディのモザイクとかげとのツーショットです。
子どもたちが感動する日が必ずくると信じています♡
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村上画子
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