〈アルバム・スペイン・プラド美術館・サグラダファミリア8日間の旅へ〉海外ひとり旅、番外編、スペイン旅行ハプニングベスト10!
日本は諸外国に比べて色々キチンとしていていい国との話をよく耳にしています。
まあそうみたいとは何となく思っていましたが、このスペイン旅行で本当に日本て素晴らしいと強く思うことになりました。
でも、スペインも大好きになりました。
何となくホッとするような空気感が好きです。
でもそれは盗難などの被害がなかったからこそ感じることができるスペインの感想なのでしょう。
安心・安全に旅行を守ってくれた添乗員さんに深く感謝しています。
スペインでのハプニングで幸いだったことは、初日にプラド美術館を案内してくださった日本女性のガイドさんが、
「スペインは日本と違う。そのように感じることをこれから度々経験すると思いますが大丈夫ですよ!」と何回も何回もお話してくださったていて心がまえができてきたのが、本当にとても良かったです!
ハプニングが起こるたびに、このことだったのね!と嫌な気分にならずに楽しむことができましたから!(笑)
プラド美術館は時間がたくさん取れない旅行中に訪れるには、ちょうどいいくらいの美術館です。
チケットに、色々作品の印刷がしてあります。
【それでもスペインは素晴らしい!スペイン旅行ハプニング集&絵画教室の子どもたちが大人になったとき、スペイン旅行をすすめるスペインの素晴らしさ】
〈それでもスペインは素晴らしい!スペインハプニング集〉
1、初日シャンハイ緊急着陸!
これは、スペイン旅行だからという訳ではありませんが、スペイン旅行初日から起きたテレビドラマのような展開にピックアップさせていただきました。
成田空港を飛び立って2時間ほどたった頃でしょうか?
これからスペイン!その前にドバイだ!と心躍る飛行機の中、機長さんからアナウンス。
正確には覚えていませんが、たしか
「医師、看護士さんがいらっしゃっいましたら、資格免許をお持ちの上来てください。」
それを聞いた私は、
「えっ?何だろう?」
「何だかテレビのドラマみたいなアナウンスだわ。」
「免許を携帯しているものなのね、、、」
そのあとは何もアナウンスがなかったので、まあ大丈夫なのね、と私は再びお楽しみ旅行モードに。
が、しかし、それではすみませんでした。
しばらくしてから驚きのアナウンス。
「この飛行機はシャンハイに着陸します!」
「急病人を降ろすためにシャンハイに緊急着陸します!」
それを聞いて私もまわりも「えっ?!」と驚いて顔を見合わせました。
でも、さすがだなと思ったのは、みんなこれは不可抗力で、もしかしたら自分の身にも起こらないとは限らないこと。
誰一人、何かを言うでもなく冷静にこの現状を受け入れていました。
私も、飛行機に乗り込むときは、旅行かお仕事等はわからないながら、きっとお元気で乗り込んできたことでしょう。
それが急遽降りなければならなくなってしまった方のお気の毒なことを思って、また同乗したご縁、ぜひ快方に向かわれるよう願うばかりでした。
何といっても、自分ではどうにもならないことですから。
そして、思いがけず目にすることになったシャンハイ空港のながめを、好きな窓ぎわの席から楽しむことができてそのラッキーを楽しむことにしました。
どんなことの中にも、プラスにとらえられることはあります。
楽しもうと決めれば楽しむことができます。
そうやってこのハプニングを楽しむことができました。
2、バス異常音発生、代車待ち1時間、バスグレードダウン!
高速道路を走行中、何だか聞いたことがない電子音が何回も座席まで聞こえてきていました。
ウインカーの音ではないし、何だろう?と思っていたら添乗員さんからアナウンス。
「バスの計器から警報音が鳴っているので、ひとまずこのバスは高速を降りてガソリンスタンドへ行きます!」
なんと!
聞きなれない音は警報音だったのですね!
まあ事故を起こすでもなくガソリンスタンドに停車して良かったです。
そして、ドライバーの方が点検、小1時間ほど?
そして直らないので代車のバスが1時間ほどで来ます?
私たちはガソリンスタンドのカフェ横のテーブルで談笑。
添乗員さんはみんなにジュースをごちそうしてくれました。
私はアイスクリーム!(笑)
聞くと、このようなときに怒り出すお客さまも多いとか。
バスでも飛行機でも安全こそ重要で不快に思う気持ちもわからなくはありますが、事故を起こすことなく済んで良かったです。
それにしても思ったことは、飛行機の緊急着陸の次はバス故障で代車乗り換えなのね、、、。
あのプラド美術館のガイドさんの言われていたことからすると、まだまだこれだけじゃないらしい、、、
と、スペイン旅行のハプニングを楽しむ覚悟が決まりました。(笑)
3、私に起こった人生初ベスト3に入る怖かったハプニング、トイレ閉じ込められハプニング!
スペイン旅行のハプニングを楽しもうと覚悟したものの、これにはさすがに参りました!
そう、何気なく普通に入ったトイレ。
だって日本では、トイレは普通に入るもの。
何か考えながらは入りません。
さて、出ようとしたらドアノブがない!
ドアノブがあるはずのところには、ドアノブの芯と思われる数センチの突起があるのみ!
ドアの鍵を外そうとしてもドアノブを回せない!
なにーーー???!!!
実は私は子どもの頃からトイレが苦手だったのです!
まったくもって何十年ぶりかに、その子どもの頃の苦手、つまり怖い感覚が戻ってきてしまいました!
ひとり、心臓が高鳴り呼吸が止まりそうなくらいのパニック状態!
落ち着いて!落ち着いて!大丈夫!大丈夫!
私は1人じゃない!
ドアの向こうに人はいるから!
日本人いるから!
と自分を励ましつつ、さあどうしよう??
だってここから出るには、外からドアを開けてもらうしかない!
だって、それには大きな声で叫ばなくちゃならない!
だってそれは恥ずかしいでしよ!
でも、今は恥ずかしがっている場合じゃない!
で、意を決して大声で私は閉じ込められたトイレから叫んだのでした、、、
「すみませんー!ドアが開かなくなってしまったのでどなたか開けてくださーい!」
幸いなことに、トイレは行列ができていて、順番待ちの日本人の方がすぐに開けてくれました!
他のツアーの方でしたが本当にありがたかったです!
4、旅行仲間のトイレハプニング。
使用中か確かめるためにノックしたところ、中の親子はドアが開かないのでものすごい勢いで蹴り開け、ノックを怒っているのかと逃げた!
5、トイレ水流し方不明、真上のコックを向こう側に倒す。
6、トイレ水流し方不明、真上のコックを手前に倒す。
7、トイレ水流し方不明、垂直コックを押す。
8、トイレ水流し方不明、垂直コックを引っ張る。
9、トイレ水流れっぱなし。
10、ドライブインただ一つの女子トイレ。さっきは開いたのに開かないので、ついに女子まんなでスペイン男子トイレ拝借。
11、サマータイムから冬時間へ。バス内の時計は変わらずサマータイム!
12、レストランランチ、お隣さんのサラダに卵なしハプニング。
数々のハプニングがありました。
特にお手洗いのハプニングには事欠きませんでした。
慣れてくると、今度は何があるか楽しみにもなってきました。
お国柄なのでしょうか?
不思議なことに、それはきちんとしていない!と腹が立つことなく、私には大らかで楽しい思い出となっています。
きっと、優しくいつもステキな笑顔で迎えてくださったスペインの方々、旅行会社の添乗員さん、そしてご縁があってこのスペイン旅行をご一緒させていただいた皆さま、みんなのおかげだったと今は思っています。
決して忘れられない素晴らしいスペイン旅行をありがとうございました。
すべてに感謝です♡
〈 絵画教室の子どもたちが大人になったとき、スペイン旅行をすすめる理由 〉
何と言ってもサグラダファミリアを1度は訪れてほしいと思います。
なぜなら、私の中に、「神社」「お寺」「教会」というカテゴリーとは別に、「サグラダファミリア」というカテゴリーができたほどのところだからです。
ザグラダファミリアの何が素晴らしかったのか?
それは、今まで訪れた日本の神社やお寺、フランスのとても悲しい出来事が起こってしまったノートルダム寺院、イギリスのセントポール大聖堂などはもちろんとても厳粛で美しく素晴らしいところでした。
が、ザグラダファミリアはさらに、喜びと希望を身体全身で感じられるところなのです。
私がザグラダファミリアを訪れたのは午後でした。
教会内をやや傾いた太陽の光が黄色のステンドグラスを通して教会内にまばゆくあふれました。
それを目の当たりにして、世界はいつでも愛に満たされているのだと感謝の気持ちがあふれてきました。
そのような体験は後にも先にも、このザグラダファミリアが初めてのことでした。
ノートルダム寺院もそれはそれは大きな美しいステンドグラスがあり感動しました。
が、おそらく陽の光で教会内を光で満たすようにはならないのではないかと思います。
世界は素晴らしいです。
今、私が1番素晴らしいと感じているのはザグラダファミリアです。
その素晴らしさを、ザグラダファミリアの完成した姿を、子どもたちの目で見ることを、私は子どもたちに託したいと思います。
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村上画子
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