子どもに大掃除をさせるのが我が家ではあたりまえでしたよ!
子どもって幼くて危なっかしいときほど、お母さんのまねをして何でもやりたがります。
大掃除もやりたがります。
でも、やらせれば、こぼすわ、落とすわ、散らかるわ。
かえって、お母さんの手間が増えて大変になっちゃう。
だから、やらせない。
そして何年かが過ぎて、がたいもしっかり、何があっても大丈夫なほとに成長した頃、それくらいはわかるだろうと思うほど頭脳も成長したと思う頃、お母さんは言うのです。
「大掃除、これお願い!」と。
しかーし、とても残念なことに、なにも家のお手伝いをしたことがない子どもはやりません。
だって、それはお母さんの仕事だったから。
「何を今さら、お母さんの仕事をしなくちゃならないの?」
が、子どもの言い分になります。
私はそのことを知っていました。
なので、危なっかしいときからお手伝いをさせてきました。
大掃除はけがをするような危なっかしいことはあまりありません。
が、幼い子どもにさせれば中途半端になります。
いいんです、中途半端でも。
「やったよー!」
と自慢気に子どもが言ってきたら、
「ありがとう!」
「助かったよー!」
そして、コッソリと中途半端なところを片付けておけばいいのです。
雑巾がけで水びたしになった床を、もう一度コッソリ拭いておけはいいのです。
健康に直結するお料理のお手伝いは必須です。
そして危険を伴う包丁は練習必須です。
もちろん安全優先。
しっかりそれを教えて、しっかり怪我などしないように見守りながら教えてあげます。
おかげで、母の日には、私は子どもが作ってくれたお肉なしクリームシチューを楽しめましたよ。
おかげで、私よりずっとおいしいことにこだわる大人に育ちましたよ。
子育ては「時間」と「手間」を惜しまないこと。
お手伝いをさせる時間と手間を惜しまないこと。
それは、子どもの未来を生き抜く力に直結する大事なことです。
そして、子どもが小さなときしかできない親としての素晴らしい時間です。
ぜひ、楽しい時間をお過ごしくださいね。
例えば彼らが仕切るある日のお誕生日会。
私はお任せ♡
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村上画子
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