<アルバム・ロシア・エルミタージュ美術館へ> 言葉が通じなくても勇気を出して食べることができたスイーツは格別のおいしさでした! [海外初ひとり旅 No.17]
念願の赤の広場を見学した日のお昼ごはんは旅行日程表では「なし」になっていました。
どうするかと思っていたら、赤の広場に隣接しているグム百貨店のレストランにガイドさんが連れていってくれて、そこで各々が自由にオーダーするものでした。
が、そのレストランはとても混んでいて、それを待っていたら自由時間もなくなりそう!
そこで、ガイドさんが率いるツアーの集団から抜け出して、このツアーでお友だちになった3人で言葉もわからないのにスイーツを食べに行く大冒険にチャレンジ!
その結果はとてもすばらしいものになりました!
こちらが赤の広場に隣接したグム百貨店です。
百貨店というよりはお城のようです。
こちらのレストランでお昼ごはんの予定になっていました。
百貨店というよりは、日本でいうところのモールのようです。
たくさんの人でいっぱいでガイドさんが連れていってくれたレストランはお客様で長蛇の列でした。
それを待っていると自由時間もなくなりそう!
そこで、このツアーでお友だちになったひとり旅に慣れているお二人とグループから離脱しました。
そして自分たちの好みのレストランを探すことにしました。
私にはこれは大きな賭けでした。
ひとり旅慣れているお二人とはいえ、みんなまったく知らないところで言葉もわかりませんでしたから。
どこかにオシャレなレストランはないかとあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
案内板も見られませんし、あったとしても読めません!笑
まさかお昼ご飯抜きになってしまう?と不安いっぱい、、、
階下をのぞき、まさかあそこで食べるわけにはいきませんよねーなどとお話しながら、、、
やっとステキなカフェ発見です!
おいしそうなスイーツもいっぱい!
まさに、こんなロシアのスイーツが食べたかったのでした!
さて、外国人、は私たちで、ロシアの方々がくつろいでお食事をしている中、レストランのフカフカのソファーに腰をおろしました。
そしてメニューを渡されましたよ。
、、、何となくはわかりますが、正確なところは3人ともまったくわかりません。
そしてとった行動は、まわりのお客様を見まわして「あれ、ください!」笑
大和撫子の大和魂はすごいねーとお互いの健闘をたたえ合い!
これを、「おばさん力」なんていう言葉でくくらないでください!
本当は自分でもやってみたい。
でも、やってみる勇気を出すことや、やれるように努力をしない。
そして、やっている人の陰口や足を引っ張ることで自分の鬱憤を晴らすなどということをしている人が「おばさん力」などといいます。
でも、いつでも人生をあきらめない!
いつでも希望と勇気を持ってチャレンジ!
かけがえない人生を勇気を出して楽しむことができる力!
人生を希望と喜びに彩る、これこそが「冒険力」ですわ!
怖いけれど、その怖さを乗り越えた人が手にできる喜び!
まさにこのときでしたよ!
そしてめでたくゲットできたお昼ごはんはこちら。
おいしそうでしょ。
圧倒的にお野菜不足でしたから、とってもおいしかったです。
そして絶対食べたい食後のデザート!
でもどうやってオーダーすればいいか、またまたわかりません。
結果、3人がとった行動は、1人1人ショーケースの中のケーキを指さしてオーダ!笑
3人それぞれ思い残すことなく、希望のケーキをゲットしました。
まさか、まったくの初海外ひとり旅。
それも、何人ものお友だちに驚かれたまさかのロシア!
そこでガイドさん率いるツアーのグループから抜け出してレストランを探す大冒険!
そしてステキなカフェを見つけて自分たちでオーダーして、とってもおいしいケーキまで食べることができるなんて驚きの展開になりました。
それはそれは私には勇気がいりました。
どうして決行できたのでしょうか?
それは、私がひとつ心に決めていることがあるからです。
それは、やるかやらないか迷ったときは、迷うというときはどちらでもいいということ。
なので、それなら「やる!」ということに決めているのです。
やってみれば、次に進めます。
でもやらなかったら、心はそこで停滞してしまいますから。
未知のことをやってみるのはとても勇気がいります。
でも、やらずに、他の人がやっていることを羨んだままでいたり、ましてや妬むなんてつまらないことにならずにすみます。
オマケに、どのような結果になってもそこから自分の尊い学びが得られます。
ぜひ、あなたもやってみたいことをやっていってください。
あなたの人生のキャンパスを大冒険で彩ってください。
さて、私の人生のキャンパス。
次は何色で彩りましょう?
そうそう!
子どもたちは、大人になると苦手な人が増えるこの人生を彩ることが得意です!
のびのび彩る時間をたっぷり与えてあげてくださいね。
そういう意味では、私の父は美術の教師をしていましたが、私に幼稚園の頃からただ自由に描く環境だけを与えてくれました。
なかなか手に取ることが難しい本物の骨董品を触らせてくれました。
が、絵画の基礎技術などを教え込むようなことは一切しませんでした。
私は若かりし頃、自分が未熟なのを棚に上げて、どうしてもっと絵の描き方を教えてくれなかったのかと恨んでいたこともありました。
なんといっても父がつけた名前が「画子(かくこ)」でしたから。
でも、今、ここまで自由にやりたいことをやってこれたのは、子どもというものは親の規範を有無を言わずに取り入れてしまうものです。
そのような柵で、アート関係を囲まれなくて良かったと思っています。
まだまだ、「女性」という柵には囲まれていて、それをどう撤去して行くかは今後も課題ではありますが。
そういう意味でも、この旅日記が、絵画教室の子どもたちが広い世界への興味・関心の良いきっかけとなって、子どもたちが豊かな人生を羽ばたいていくこと。
そして、子どもたちが成長して親離れした後にも50年も自分の時間があるママたちの参考になりましたら幸いです。
子どもたち、ママ、パパ、この星のすべての人たちが平和で豊かな日々を暮らしていけますように、、、
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村上画子
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